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憲法改正についてのチラシ作りま した

自民党が 憲法をどう変えようとしていて、
私達の生活にどんな影響があるか知っていた だく ため、
チラシを作りました。

表面:平和主義(9条)・基本的人権など
裏面:自衛隊と軍隊の違い・集団的自衛権の説明・私たちの活動の紹介

チラシのダウンロードはこちら(PDF形式)

「市民意見広告運動」について

私たち若者9条の会たけの こは「市民意見広告運動」に賛同いたします。
詳しくはこちらをご覧ください。

反戦市民グループ「市民意見広告運動」は、この国を<戦争をする国>
<戦争ができる国>にする自民党の「新憲法草案」に反対します。

9条改憲を許さないだけでなく、日本政府に非武装・不戦を実行させる九条実現を
基本的なスタンスとします。
また9条を実行することが平和をもたらす道であることを改めて強く世論に訴えます。

その手段として
2008年5月3日の憲法記念日に、最低、全国紙一紙と地方紙一紙に
「非武装・不戦の憲法を変えることに反対」し「九条実現」を求め
「イラクからの自衛隊の即時撤退と再びインド洋での給油活動に自衛隊を派遣させない
ことを要求」する意見広告を掲載する運動を進めています。

日本を戦争が出来る国にさせないため、この運動にみなさまのご参加を心からお願いします。

ご連絡をいただければ、すぐ、詳しい資料などをお送りします。

市民意見広告 運動
住所(事務 局) 〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-29-12-305
ホームペー ジ http://www.ikenkoukoku.jp/
メールアドレス info@ikenkoukoku.jp
資料請求先
(電話・FAX)
03-3423-0266
03-3423-0185
新聞掲載賛同金 個人:一口 2,000円
団体:一口 4,000円
振込先 郵便振替口座番号:00110-5-723920
加入者名:市民意見広告運動

沖縄戦が教えたこと

パラシュート訓練をながめている父と子の会話  「戦争? しないよ」 「じゃあ何で練習してるの?」

沖縄県憲法普及協議会発行「21世紀版 わたしの憲法手帳 〜いきいき沖縄ライフ〜」より



日本国憲法に「男女平等」を書いた
    ベアテ・シロタ・ゴードンさん

(日曜版 2003年11月9日号 「今週 の人」より)

 「日本の女性に、どうしても幸せになってほしかった・・・」
 57年前、日本国憲法の草案に「男女平等」を書き込んだアメリカ人女性は、10月25日、日本で80歳の誕生日を迎えました。埼玉県内の女子大の講演会 場は「ハッピーバースデー」の歌声に包まれ、国境と世代を超えて女性たちがつながりました。
 憲法を守りたいと願う日本各地の人々に招かれ、講演活動を始めたのが7年前。年に2回は訪日し、聴衆は7万5千人を超えました。あふれる笑顔から、てき ぱきとした日本語が飛び出します。
 「憲法第9条を守るのは日本の女性の義務です。今、憲法を変える動きがあることは本当に残念。世界の平和のための宝物なのに。日本は平和の指導者になれ る国です」

*  *  *

 1946年、22歳のときにGHQ(連合国軍総司令部)の民政局員として、日本国憲法の草 案作成に携わりました。
 「各国の憲法を調べて優れた条文を片端から抜き出しました。局員はみんな、民主主義の理想を日本に実現させたい一心だったのです。草案は人類の英知の結 晶でした」
 東京音楽学校(現・東京芸術大学)に赴任するピアニストの父とともに5歳のときに来日。15歳までを過ごし、日本はふるさとだと言います。
 少女の目に映る日本の女性は、切ない存在でした。親の決めた相手と嫌々結婚させられる女性、子どもが生まれないからと離婚され、財産権も相続権もない女 性・・・。冷害と不況で女性の人身売買も多かった時代でした。
 憲法草案を書きながら、そんな女性たちの姿が次々と浮かんでは消え、タイプを打つ手に力が入りました。
 婚姻と家庭は、個人の尊厳と両性の本質的平等に基づくこと、妊婦と乳児を持つ母親は国から援助されること、児童の医療費無料、長男の特権の廃止、婚外子 差別の禁止などを起草します。
 草案は、第14条(法の下の平等)と第24条(家庭生活における個人の尊厳と両性の平等)に結実しました。しかし削られた条項も多く、その中には今もな お獲得できていない権利が含まれています。

*  *  *

 1947年、アメリカに帰国し、民政局の通訳だった元同僚と結婚。2人の子どもを産み育て ながら、アジア・ソサエティ 財団などで、日本をはじめとするアジアの伝統芸能や現代芸術を紹介する仕事を続けました。
 「戦争の原因の一つは、ほかの国のことを知らないから。他国の文化に触れることで、理解が深まり偏見もなくなる。庶民レベルで友好関係が築かれていくと 思います」
 「平和でなければ、なにもできないでしょ」が口癖。現在は、アメリカ各地の大学や女性団体でも講演し、日本での経験をもとに平和と女性の人権を訴えてい ます。

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